患者さんの声Voice

患者さんの声

【50代 男性】

「大的谢谢你!上海SAS治療」

 上海赴任の内示を受けた際、最初に頭に浮かんだのは中国での業務や生活への不安や期待ではなく、それまで11ヶ月ほど続けてきたSAS治療の継続可否への危惧でした。


「上海!? これは参ったな・・・」

 主治医に相談すると、非居住者に対して日本での受診のように器具のリースをセットにした健保対応の診療は出来ず、器具の海外への持ち出しや買取も不可であること、中国なら器具の購入は可能かもしれないが、現地での日本人医師による治療継続など望むべくもないとのお話し。これまで順調・快適な生活を送れた日々から、治療を受ける前のいびきが大きく、夢ばかりみて熟睡できず、日中無自覚に睡魔に襲われる毎日がまた続くかと思うと暗澹たる気持ちになったものでした。


 前任者との引き継ぎを兼ねた赴任前出張時に、上海でSAS治療を受けられる病院があること、そこでは定期的に日本人医師による診療が受けられるかもしれない、との情報を得、浦南病院で吉嶺先生にお会いできたときには本当に”地獄に仏”の心境でした。

「快適に上海生活を送ることが出来て・・・ 」

 おかげさまで、器具、備品もスムーズに購入でき、吉嶺先生から安心して診療を受けられることで、快適に上海生活を送ることが出来ていることに関係者の皆様には大変感謝しておりますとともに、SAS療養を通し、駐在員として国外で暮らすことにこのように様々なハンデがあることに改めて気づかされます。
 中国赴任が決まり、SAS治療をあきらめてしまった患者さんが多いことも聞いております。一人でも多くの同病の方々が吉嶺先生、浦南病院の扉をたたき、安心と快適な生活を手に入れられることを心から祈ります。

【40代 男性】

「気を失ったように寝てしまう」

 私は、会議中に居眠りをしてしまい上司から肩を叩かれても起きず、気を失っているような感じに見えたと聞きました。
 自分でも少し眠気があるかな?というのはありましたが、病的な状態にあるとは思っていませんでした。
上司から、睡眠障害の診察をするように勧められこちらを受診させて頂きました。
 検査を受けて私の場合は1時間に20回無呼吸があるとの診断でした。
自分では無呼吸になっているという自覚がなかったので診断を受け初めは凄くショックを受けました。

「頭痛が治った!」

 しかし、治療を受け自分が頭痛もちである事を知り、治療を始めて頭が軽くなりました。
また、肩こりも凄かったのですがこれもほとんど無くなりました。海外の場合、病院に行きづらく余程のことがない限りは足を運ぶことはないかと思います。睡眠障害の診察をして頂ける病院はいくつかありましたが、やはり日本の専門の先生がいらっしゃるこちらの病院を選ばせて頂きました。海外に駐在している方々にとって日本の先生の診察は心強いと思います。
 私の話を聞いた周りの方も、ご自分の事を心配され受診したいと言われていました。今後も定期的に受診出来ればと思っています。

【50代 男性】

「不安な海外での病院受診」

 普段から眠気が凄く、昼間仕事中や会議中に極端に眠くなっていました。
特に、昼食後に異常な眠気があり、誰かと面と向かって話をしていても眠気が襲ってくるほどでした。
 そこで何かがおかしいと思い調べていくと、睡眠時無呼吸症候群かもしれないとわかり、吉嶺先生がこちらで診察をされているということをお聞きして受診いたしました。
 海外で大きい問題の1つは言葉の問題だと思います。私は医師と話すとき不安を取り除いてほしいという点を重視しています。話し方や表情を含め海外の医師に対して心理的にどこまで信用できるか、不安な部分はありました。この海外で無呼吸症候群の治療に関して1番信用できる人は吉嶺先生なんです。本当に助かっています。劇的に眠たかったのが眠たくなくなったんです。普通に戻ったんですね。

「眠気が無くなった!」

 治療を開始した当初に吉嶺先生が「これを使えば劇的に変わりますよ。」とおっしゃっていました。1ヶ月目はあまり変わらないような気がしたのですが、3ヶ月目くらいから、本当に眠たくなくなったことに気づいたんです。最初に先生がおっしゃったように劇的に変わったことを自覚しました。以前は本当に眠気が強く辛かった毎日が治療することで非常に助かっています。

【40代 男性】

「睡眠中は気づかない・気づかれない海外単身赴任」

 10年程前から単身で上海に来ています。たまに、日本へ帰ったときいびきがすごくうるさいと家内に言われていました。普段か1人なので気づくことがありませんでした。妻から「寝てるときに突然いびきが静かになったと思うと、死にそうな感じになっている。」と言われ病院に行こうかと悩み始めました。海外での医療にも不安はありましたが、他の人に治療が出来ると伺い、すぐに紹介して頂きました。
 日本国内でしたら何とかなりますが、こちらの実例として駐在員が亡くなるケースがあり、手続きその後の対応は大変複雑です。そのような最悪なケースに至らなくても、そのまま倒れているような状況のときというのは、発見が遅くなるというのが当然あります。そういった事も含めて、夜寝ている間の健康状態を正常に保つというのは、日本よりも海外の方が大事かと思います。

「上海で日本と同じ治療を受けられる安心感」

 実際、私が今受けている治療というのが、この上海でさえも他の病院で受けることができませんでした。それが、わざわざ日本からお越しいただき治療を受けることができるというのは大きな違いです。非常にありがたいと思います。

【40代 男性】

「1時間58回、最長2分10秒の無呼吸」

 去年初めて受けた無呼吸検査の結果で、重度の睡眠時無呼吸症候群と診断されました。14歳の時に体重が100キロを超え、その後120キロ前後を増えたり減ったりする状態を繰り返してきた私は、ご多分にもれず高血圧、高脂血症、高尿酸血症のいわゆるメタボで、毎年の健康診断で常に医師から指摘を受けて、血圧と尿酸値を下げる薬を10年以上服用してきました。上海に赴任してからというもの、中華料理の量の多さについつい食べ過ぎの日々で、120キロあまりだった体重はみるみるうちに増えて半年後にはついに130キロを超えてしまいました。当然ながら血圧も上がり、最小110mmHg、最大160mmHgを超え、階段を上るのにも息が切れるようになっていました。そうした時に、「太っているから睡眠時無呼吸症候群かもしれない」と知り合いからアドバイスを受け、軽い気持ちで受けた検査の結果がさきほど示したものでした。重度の睡眠時無呼吸症候群と診断された私は、症状を改善させるCPAPについて医師から説明を受け、1万3800人民元(当時約28万円)というかなり高額でしたが半信半疑ながら購入して自宅で試してみました。

「えっ! 朝、目が覚めるのって、こんなに気持ちよかったっけ?」

 CPAPを装着して眠った最初の朝に感じたのはこんな感想でした。それからというもの、あの目覚めの爽快さを味わうため毎晩眠るのが楽しくなり、朝も早く起きることができるようになりました。
 最近「眠りの質」という言葉をメディアなどでよく目にするようになりましたが、思えば私は20年以上、無呼吸で浅くしか眠れず、質の悪い眠りしかしてこなかったのかもしれません。眠っても疲れがとれず、低反発や高反発などいろいろな寝具や枕を試したこともありました。眠っているようで無意識のうちにほとんど起きているような状態だったのが、きちんと眠れるようになったことで、血圧も少しずつ下がってきました。

 毎朝爽快に目覚めることができるようになった私は、一念発起して、会社までの4キロの道のりを歩いて通うことにしました。朝少し早く自宅を出て、日々の街の変化を感じながら歩くことが楽しくなりました。そうした日々を送っているうちに体重も徐々に減っていき、食事にも気をつけるようになると5か月間で体重が30キロ以上減り、100キロまで痩せることができました。
 血圧も正常値になり、医師と相談して現在は薬を服用しなくてもいいか経過観察の状態です。CPAPは、中国では日本のような保険の適用がきかず、購入するには高価な機器ですが、今では生活する上でなくてはならないものになっていて、私にとっては決して高い買い物ではなかったと思います。できれば、もう少し体重を減らしてCPAPがなくても生活できるようにしていきたいと思っています。もし家族などから「いびきがうるさい」、体重が増えて眠っても疲れがとれないとお悩みの方は一度検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか。もしかしたら爽快な目覚めを取り戻せるかもしれません。